減速装置付きのモーター動力で飛行
模型飛行機といえば、ハイテクの先端はラジコンのヘリコプターあたりにあるらしいですが、近ごろは静かで周囲を刺激しないことから、電動化の技術が盛んですね。
ここでは簡易動力の分野に限り、フリーフライトの電動プレーンの例として「セスナー50」ユニオンモデル㈱製を取り上げてみました。
機体としては翼幅49センチ、全長36センチ、プロペラ直径15センチ、重さ60グラム。
翼面荷重は16.6グラム毎平方デシメートルですから、ライトプレーン並みのフワフワした飛行機です。
モーター回転は平歯車1段の減速装置で4・5分の1になります。
カタログ表示はプロペラの最高回転数が2500rPm、最大静止推力24グラムとなっているからなかなかのものでしょう。
実測するとモーターの重さは12グラムで、これに減速部分を加えた動力装置全体の重さは19グラムほどでした。
外部のDCチャージャは、単2×4(DC6ボルト)。
機体内のニッカド電池は2N50ミリアンペア時、つまり容量50ミリアンペア時が2個直列の形で、単位電圧は1.2ボルトだから直列でDC2.4ボルトになります。
充電時には〈乾電池〉6ボルト→〈ニッカド〉2.4ボルトのような形で電気が注入されます。
実際に30秒間充電すると、そのエネルギーで30秒近くはモーターが回ります。
寿命の点から、充電は最大1分以内にせよとカタログにはありました。
競技会のルールである40秒間充電の例を見ると、上空の風に乗って7分以上滞空した機体もあるから性能は十分でしょう。