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2010年05月 アーカイブ

減速装置付きのモーター動力で飛行

模型飛行機といえば、ハイテクの先端はラジコンのヘリコプターあたりにあるらしいですが、近ごろは静かで周囲を刺激しないことから、電動化の技術が盛んですね。

ここでは簡易動力の分野に限り、フリーフライトの電動プレーンの例として「セスナー50」ユニオンモデル㈱製を取り上げてみました。

機体としては翼幅49センチ、全長36センチ、プロペラ直径15センチ、重さ60グラム。

翼面荷重は16.6グラム毎平方デシメートルですから、ライトプレーン並みのフワフワした飛行機です。

モーター回転は平歯車1段の減速装置で4・5分の1になります。

カタログ表示はプロペラの最高回転数が2500rPm、最大静止推力24グラムとなっているからなかなかのものでしょう。

実測するとモーターの重さは12グラムで、これに減速部分を加えた動力装置全体の重さは19グラムほどでした。

外部のDCチャージャは、単2×4(DC6ボルト)。

機体内のニッカド電池は2N50ミリアンペア時、つまり容量50ミリアンペア時が2個直列の形で、単位電圧は1.2ボルトだから直列でDC2.4ボルトになります。

充電時には〈乾電池〉6ボルト→〈ニッカド〉2.4ボルトのような形で電気が注入されます。

実際に30秒間充電すると、そのエネルギーで30秒近くはモーターが回ります。

寿命の点から、充電は最大1分以内にせよとカタログにはありました。

競技会のルールである40秒間充電の例を見ると、上空の風に乗って7分以上滞空した機体もあるから性能は十分でしょう。

スピードの速い充電式自動車

このようなシステムは、玩具の自動車なんかにも使えます。

ちょうど本物の自動車がガソリンスタンドに寄って給油するように、DCチャージャの先をちょっと接続するとごく短時間にエネルギーが供給されて、すぐに走り出すところがいかにも面白いです。

今ふうの即時性を感じさせるますね。

自動車には、例えば「ターボマグナム」㈱タカラ(1980年)製があります。

これは長さ5センチ、幅4センチほどの車で、重さ18グラムのシャシと4グラムのボディが組み合わされています。

タイヤ直径は1.4センチ。

シャシに内蔵されている角形のマグネットモーターとタイヤは直結で、カタログによればモーター回転数は最高2万rPm、最高速度毎時25キロメートル以上、登坂角30度以上と記載されています。

とにかく速いです。

外部のDCチャージャは単2×2(DC3ボルト)の構成で、車に搭載されているニッカド電池の容量は50ミリアンペア時。

充電時には〈乾電池〉3ボルト→〈ニッカド〉1.2ボルトのような形でDCが流れることになります。

実際に10秒間ほど充電してからSWをONにすると、モータランと以後の慣性とでタイヤは80秒ほど空転していました。

普通は20秒充電が標準で、最大でも30秒以内の充電で使うように示されています。

面白いのはシャシの構造で、表裏両面が使用可能になっているから、タイヤ回転はそのままでFF(前輪駆動)にもRR(後輪駆動)にもなります。

また、円筒の内面を高速で旋回させられるといいます。

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