猫がかかる病気 3
・水晶体疾患
白内障に代表される水晶体、すなわちレンズの病気は、猫においては犬ほど起こりません。
レンズの部分が白く不透明になっているのを白内障といい、先天性のものと後天性のものがあります。
老齢化した猫や交通事故、ケンカなどに際し、この水晶体の位置がずれたり、完全に前・後方に落ちたりすることがあり、これを水晶体脱臼と呼びます。
これも緑内障の原因になりますので、手術をしてレンズを摘出しなければなりません。
もし疑いがあれば、病院で検査をしてもらうことです。
白内障も緑内障も、猫では多発する病気ではありませんが、目の内部の病気なので、治療も大変です。
・虹彩炎
虹彩はブドウ膜という血管の多い膜組織の一部で、俗に瞳と呼ばれるところです。
細菌、ウィールス、カビによる感染や腫瘍が発生しやすい所です。
免疫が関係する炎症も多く、この部の炎症は原因を明確にすることが困難です。
虹彩炎にかかった猫は瞳孔が小さくなり、角膜や前眼房が混濁してきます。
全身的療法と目の局所療法が要求されるむずかしい病気です。河成鎮次郎氏によると、治療が遅れると、瞳孔がゆがみ、水晶体と癒着して失明します。
早期に治療をうけてください。