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2010年09月 アーカイブ

猫がかかる病気 5

・耳の構造


耳翼(耳介)、耳道、鼓膜、中耳、内耳に分けられますが、耳翼から耳道、鼓膜までは皮膚が奥深くめり込んでできたもので、皮膚の一部と考えることができます。


とくに耳翼の病気は皮膚病のなかで扱われます。


人間の耳道は、横に水平に穴が開いていて、光をあてると鼓膜までみることができますが、猫は垂直耳道から水平耳道へと曲がっていて、耳鏡がなければ鼓膜を見ることはできません。


鼓膜から外を外耳、逆に内側は、中耳、内耳へと続いています。


中耳からは耳管という細い管で鼻へ通じています。


この穴を通して、人間は風邪をひいたりすると、中耳炎を起こしたりしますが、猫でも風邪に似た病気が多いのですが、あまり問題にされていません。


飼い主やわれわれが気づかないだけかもしれませんが、この耳管というのは、気圧の調節や、中耳から排泄物を出す管と考えられています。

猫がかかる病気 6

・耳血腫


耳翼の皮下出血のため、皮膚と耳翼の軟骨の間に血液の溜る病気で、他の部位ですと筋肉、脂肪などがあり、部分的出血ですんでしまうのですが、耳では全体に血液がたまってしまいます。


診断は耳翼に腫瘤ができ、内容が液体ですからブヨブヨしていてすぐに分かります。


もちろん生命にはなんの関係もなく美容上問題があるだけです。


ただ、耳血腫を起こす猫には外耳炎があり、それを後肢で掻いて、血管を壊してしまうことにより起こります。


治療は内科、外科の2つの方法があります。

・耳かいせん


かいせん(跡癬)はダニの仲間で、猫の耳の病気では一番多いものです。


子猫が来た時は、まず、耳を見てください。


灰色から茶色の乾燥した耳垢があれば疑い濃厚で、明るい所でよくみると、毛の先の方などに、白く動く粉のようなダニがみえると思います。


治療は必ず動物病院で行なってください。


ダニを殺すのですから、毒性の強い薬のこともあります。


市販されている薬でも危険なことがあります。

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