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2010年10月 アーカイブ

猫がかかる病気 7

・外耳炎


かいせんによるものもありますが、細菌、かびからも外耳炎は起こります。


耳を傾けたり、後肢で掻いたりします。耳からも、いわゆる"耳だれ"という耳垢がでてきます。


耳の構造上、外耳の奥の方は素人では掃除できません。


また、猫でおとなしく耳掃除をやらせてくれるなどということは、あまりなく、激しく抵抗するはずです。


市販の薬で良いものはないようです。


外耳は少し湿ったように、光っているのが普通で、健康なら特に掃除する必要はありません。


耳垢も自然に出されてしまいます。


耳垢には殺菌効果さえ認められています。


・中耳炎


原因としては、外耳炎が進行して鼓膜が破れ、中耳まで炎症が広がったものと、血液や耳管を通して細菌感染が起こるものとがあります。


猫では少ないようです。


・内耳(迷路)の病気


中耳炎より進行することがあり、迷路は体の動きのバランスを保つところなので、猫の動きに変化が現われます。


しかし、数日以内に正常になるのが普通です。


白い猫に遺伝的難聴が知られています。

猫がかかる病気 8

・皮膚の病気


猫のように毛の生えている動物の皮膚病では、毛が抜けた、かゆい、フケやカサブタがある、じくじくしている、といった症状が現われて病気が発見されることが多いです。


しかも、初期の病状は毛に隠れていて、猫自身からの訴えがないことから発見が遅れ、病状が進行していることが多いものです。


普段から元気で正常な時の様子をよく観察して、異常を見つける観察力と愛情が必要です。


皮膚病といってもたくさんの原因があり、また原因が同じでもいろいろな症状を示します。


なにが原因で、どのように治療するかを決めることは専門家でもむずかしいことが多く、一見して診断できることは少ないので、自家診断、自家治療は行なわない方がよいようです。


人間と同じ環境に住んでいる動物の病気は、人間にも感染する病気があって、動物を診療している獣医は、そういった病気に対して注意を怠らないことも仕事なのです。


人間や他の同居している動物に影響をおよぼしたりしないように、注意と指導を行ないます。


このような人畜共通感染症(あるいは人畜共通伝染病ともいいます)は早く発見して、早く治療や対策をこうじることが大切です。

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